発症: | 子どもや若い人に多い |
体型: | 正常~やせている人が多い |
原因: | 自己免疫などにより 膵臓のβ細胞が破壊 |
治療: | インスリン注射 |
発症: | 中高年(40歳以上)に多い |
体型: | 太った人に多い |
原因: | 遺伝、生活習慣、肥満、 ストレスなど |
治療: | インスリン注射 |
膵臓のβ細胞が何らかの原因で壊れていき、インスリンがなくなってしまう病気です。
原因ははっきりとはわかっていませんが、多くは免疫系の異常により自らの細胞が攻撃される「自己免疫」によるものと考えられています。
1型糖尿病では、血糖を下げるホルモンであるインスリンの分泌が極度に低下するか、ほとんど分泌されなくなるため、血中の糖が異常に増加し、重篤な症状を引き起こしかねません。発症時にのどが渇く、尿が多くなる、急激にやせるなどの症状があらわれてきますので、その時にすぐに治療を受ける必要があります。
初期よりインスリン注射による治療を行います。
※治療中、食事をとる時間や量、インスリン注射の量などにより血糖値が下がりすぎると、低血糖を起こすことがあります。低血糖状態では、脱力感、手足のふるえや冷や汗などひどい場合は、意識を失ってしまう場合もありますので、症状に気づいたら早めに対処できるように、常にブドウ糖が補給できるように持ち歩くことが必要です。